2001年12月










2002年1月


2002年1月17日(雨)

昨日から、咳が出て鼻水グシュグシュ。どうも風邪をひいたらしい。
元気だけが取柄なのに・・もう何年の寝たことなんてなかったのに・・
今朝もいつものように6時起床して、朝ご飯、お弁当を作ったものの
寒くてしかたない。体が震える、頭がグラグラしてきた・・
もうダメ。まだ暖かい布団にもう一度もぐり込む。
パパはまた21日から韓国出張なのに、移す訳にもいかないし、
事務所でも極端に風邪に弱いおじさんがいる。
パパが留守の間、そのおじさんに欠勤されたら、一大事。
うう〜。みんなにバイキンみたいに「寄るな、あっちで休んでろ」なんて・・・
昼間、寝てるなんて落ちつかないなあ。でもお薬飲んだら何時の間にか眠っていました。
汗もかいて、熱も38.5℃あったのが37℃まで落ちていました。

今、「長女が夕ご飯ができたよ〜」と呼んでくれました。



2002年1月13日(晴天)

長男の成人のお祝いに家族で長男の住む浦和に押しかけました。
20歳の誕生日に記念になるプレゼントをしたいと思って・・
一日目、新宿の地下Pに車をおいて、あちこちに乗り継いで東京を探検しました。
だって〜、お上りさんで、いろんな所に行ってみたいんだもの。
結局お台場のアクアシティでお買い物&お食事になりました。
夜景を見ながら、乾杯をして、ロブスターや、牡蠣の汐焼きなど若い子たちの
食欲をみるのは気持ちがいいです。見ているこちらも幸せになります。
2日目は浅草寺に参拝に。連休のせいもあるのでしょうか、すごい人人・・・
線香のけむりで身体の厄を祓います。お参りもゆっくりできました。
ただ、参道の仲見世は雷門から浅草寺まで人間一人分の隙間もないほどに
埋め尽くされ、それは驚きました。ここに来たのは3回目だけど、こんな人ごみははじめて。
人形焼の本家「亀○」でも長蛇の列。でもお土産の注文があったので並びました。大変だった〜
本当はこんなお祭りのお店をみるのはすごく楽しいのだけれど、
人に酔った感じになったので、引き上げました。
長男のお祝いだなんて、一番はしゃいでいたのは誰の目から見ても明らかです!


2002年1月6日(雪)

ランチを食べに行こうよ〜!!
友達とそんな約束をしていたこんな日もまた雪降り。
最近かおりんもカメラに凝り出している。
というより、才能豊かな彼女はパソコンを自由に操る。写真は素材収集のためもあるらしい。
約束の時間、待ち合わせは私の温室。お客様なんて嬉しいなあ〜!
それから、何処へ行こうか、なんて計画性がなくても彼女と一緒だと好みが似ているので安心。
「じゃあ、今日は釜飯を食べようね!」
この決断にはいくつもの中身がある。
美味しいもの?どっち方面?写真の被写体は何?
一瞬に二人は「ムフフ・・・了解!」
この雪の中を山めがけての出発になった。
20Kmも行くと白鳥の湖、瓢湖がある。湖の向こうにある白い山が撮りたかったのだけれど
天気が悪くて霞んでいたのが残念。それからまたも山に向かう。真っ白な世界。美しいなあ〜
行く先々で女二人が車を止めて、雪の降る中でカメラを持って立っている。
きっと可笑しな光景に違いないよね。
新雪の積もった何段もの階段を登ったのはおかしかったね!!
ひっそりとした神社の境内に挿す一瞬の光が眩しかったね!!
まるで子供の頃に戻ったように、「わはは〜、あはは〜」って・・・
あ〜!!楽しかった!!
かおりん、今日は本当にありがとう。
また行こうね!!


2002年1月4日(雪)

今日は実家のお年始。
両親の亡くなった実家を守っていてくれるのは弟夫婦です。
私の嫁ぎ先と違って、たくさんの親戚付き合いのある家を若い頃からしっかりやってくれています。
今では、弟ではなく兄以上、親くらいに頼ってしまっています。
何年か前まではお年始といえば30人あまりが集まっていました。
当時は賑やかでご馳走のあるこの日がとても楽しみでした。
今思えば、母の苦労もまたわかるようになりました。
雪の積もった庭を眺めていたら、幼かった頃のことを思い出しました。
家族全員で暮れの大掃除をしたこと・・
神棚やお座敷の障子貼りは父の仕事でした。
凍えるように寒い冬に開け放した座敷の中の様子が凛とした風景のように甦ります。
一つ風景が見えてくると次々に隣の部屋で、勝手で働く母の姿も見えてきます。
お餅つきは分家と2件で一緒にやっていたものです。
もうもうと湯気の上がる蒸篭が2つ・・3つ・・4つ・・5つ?
木臼を囲んで女達が合いの手を入れる。男たちがかわりばんこに杵を打つ。
つやつやに弾力をもった餅ができると、板の上で伸します。
まだ粉のついていないふわふわのお餅を母がそっと取分けて口の中に入れてくれたこと・・
大晦日の日の夕げはお座敷でした。普段は台所でしたので、それだけでもワクワクしたものです。
そして、母が新調してくれた新しい着物を着せてくれました。
テレビが我家にやってきたのは小学校に上がった頃なので、それまではなにをしていたのでしょうか。
今の生活からは考えられないことです。お腹が一杯になって祖母に抱かれて眠ってしまうのが常でした。
そして、除夜の鐘がなると、皆で歩いて2年参りに行ったのです。
帰りには父の背中におんぶされてまた眠っていました・・
元旦の朝から棚参りのお客様で父はずっと茶の間にいます。
普段、農作業で家の中には誰もいないのに、父も母も毎日家の中にいてくれることがどんなに嬉しかったか。
おやつは切り取った餅の切れ端をまた小さく切っておいたあられ。香ばしいかおり・・・
一日中鍋の中で暖められたおしるこ。甘酒。
今と比べたら、なんと慎ましやかな生活だったでしょう。
でも、手をかけただけ心の豊かさがあの頃にはあったような気がするのです。
思いでの中にはいつも匂いや温度があります。
お父さん、お母さん、あったかい思いでをありがとう。


2002年1月3日(雪)

新年のご挨拶をお年始といって親戚が集います。
我家では主人の兄弟子供だけのささやかな宴です。
身内といえども疎遠になりがちな昨今です。
せめて、お盆とお正月に勢揃いできることは子供達にとっても
大切なことかもしれません。
なにより、おじいちゃん、おばあちゃんの喜んでいる顔。
きっと自分も同じようになるんでしょうね・・


2002年1月2日(雪)

家族で映画を見てきました。
ハリーポッター「賢者の石」は娘のリクエスト。
パパは最初眠っていたけどね・・
いつの間に目が覚めたのか面白かったなあ〜だって!
普段ゲームばかりで本をあまり読まない甥っ子がお姉ちゃん本貸してだって。
4巻の本を見て「僕こんな厚い本を読むのは始めて」だって・・オイオイ中学生でしょう〜
お買い物をしたり、美味しいものを食べたり。

最近忙しい娘達とはお買い物も一緒にできなかったから、母は楽しかったです!
デパートを出ると、雪で車が埋もれていました・・


2002年1月元旦(曇り)

新しい年の幕開けです。
昨日とたった一日しか違わないのに、朝が新鮮な希望に満ちています。
毎年のように家族で揃って弥彦神社へ初詣に行きました。
家族の健康を願い・・・御守りを買い・・甘酒を頂き・・
過ごし方は毎年変わっていないけれど、
願うことも毎年同じだけれど、
振り帰ってみれば、同じ一日などなかったのでしょうね。
楽しかった日、悲しかった日、病気になりそうなくらい辛かった日もありました。
でも、そんなことを経験したからこそ、今に感謝する毎日です。
午後から、年賀状を見て過ごしました。
そしてまた、友と過ごした懐かしい思い出を辿っています。
どうぞ、今年も皆様にとって、心穏やかな、幸せに満ちた年でありますように。